年末年始は家で過ごしたかったので、12月上旬に入院することとなった。
入院前に心臓外科医の先生より、手術の説明があった。
気さくな先生で和やかな感じだったけど、それでもやっぱり数%の確率で重篤な後遺症や死亡という、怖いリスクの説明もあった。
まあでもそりゃそうだ。だって心臓を止めて手術をするんだから。脳にうまく血流がいかなかったりしたら・・そもそも手術がうまくいかなかったら・・・リスクのことを考えるといつだって不安がかきたてられた。
僕ははるくんが生まれたときに、「何があってもこの子を守り抜くんだ」と強く心に誓った。
でもこのときは無力だった。
入院してから術前の検査をして、いよいよ手術の日となった。
胸に傷のないはるくんの体を最後に残しとこー(写真)
「はるくんを、どうぞよろしくお願いします!!」