僕たちは、はるくんに「ママ」「パパ」と呼ばれたいとずっと思っていて、そのためにお互いのことをそう呼び合うことに決めた。はるくんに聞かせることが大事だと思っているから。
では、現状で、はるくんにそう呼んでもらうためにはどうしたらいいのか。
療育施設でママが話をしてきてくれて、はるくんの行動から考えて、アドバイスを下さった。
はるくんは、ママに用事があるときは、ママの方を見るけど、それでママが気づかなかったら「あー」と呼んだりして手を伸ばす(手差し)。
時々、直接ママの近くまで来ることもあるけど、呼び寄せようとすることが多い。
基本、楽をしたいのだと思う。
そう考えると、はるくんからしたら、自分の要求は、視線を送るか声を出すだけで叶うことになっている。
じゃあ「ママ」と呼ぶ必要はない。
その現状を踏まえ、はるくんがママに用事がありそうなときに、僕がはるくんの後ろから黒子をして「ママー」と声を出すか、ママの近くまで連れて行って体をトントン叩いて用事があることをアピールさせる、というプロンプトが必要なのではないか。
そういう素敵なアドバイスをいただいた。
ABAの理論にものっとった手法である。
これを家で少しずつ実践して、いつかきっとはるくんに、「ママ」「パパ」と呼んでもらえるように頑張るぞ!!