ホラー映画のワンシーンみたいですが、普通にはるくんが布団かぶって歩いていただけでしたw
講演をしていただいた先生からオススメのDVDを送っていただいた。
そのDVDの1つ目の内容は、ドキュメンタリー「君が僕の息子について教えてくれたこと」
東田直樹さんの著書「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」をアイルランド在住のミッチェルさんが翻訳され、全世界で読まれるきっかけになりました。
そのミッチェルさん自身も自閉症の息子さんを育てておられ、どうして息子が自分の頭を床に打ちつけるのか、など色々な苦悩を抱えているようだった。
そして、東田さんの著書を読んで、これまで理解できなかった息子の気持ちが少しずつわかるようになったとおっしゃっていた。
途中でミッチェルさんへのインタビューで、息子が自閉症と診断されたときの思いを述べていたのが、僕自身の思いとすごく重なった。
「自分の思い描いていた未来が大きく変わってしまった」
また少し暗い内容になってしまうかもしれませんが、上のミッチェルさんの発言や僕が時々ブログに書いている内容は、当事者の方を傷つけてしまいそうに思うことがあります。
もし僕が障害をもって生まれてきて、それを僕の親が悲しんでいたら、確かに僕も悲しむかもしれません。
でも僕はこの親の悲しみや辛さ、葛藤って、否定されるべきものではないと思っています。僕自身がその親だから勝手な意見に聞こえてしまいそうですが・・・
誰しも、自分の思い描いている未来があって、でもそれが叶わなくなったときに、嘆き悲しみ、その時間は人によって長かったり短かったりするだろうけど、立ち直って前を向くまでには相当な時間がかかります。
でもその過程ってすごく大切だと思うんです。
僕自身もその時間がとっても辛かったです。でも、少しずつはるくんのこと、自閉症のことを理解し受け入れていっています。そのありのままの自分をこのブログに書いています。恥ずかしい面をさらすのは自分でもかっこ悪いと思ってます。
でもそれは、同じような立場の親御さんの心の負担を少しでもとれたらなと思うからです。
そして自閉症児・者と触れ合ったことのない人にも、こんな世界があるんだなと理解してほしいからです。