自閉症など発達障害の子は、周囲から発せられた言葉をそのまま口にするエコラリア(おうむ返し、反響言語)を認めることがあります。
はるくんは2歳になるまで、「ダダダダ」「バババ」「ごー」とかそういう、言葉にならない音を出すことしかしませんでした。(3歳を過ぎた今も似たようなものですがw)
それが、こないだ(2歳1か月)の「おいひー」を皮切りに、少~しずつエコラリアが見られるようになってきました。
レタスをくれたときに「あーん」って言ってみたり、いただきますのときに「いた」と言ってみたり。
完璧に真似はできないし、たぶん意味も分かってはいないだろうけど、それでも僕らにはすごく嬉しい出来事だった。
エコラリアなんだけど、意味のある言葉に聞こえて(実際は有意語とは呼べないですけど・・・)、しかもそのあと繰り返すわけでもなく、単発で終わるだけなんだけど、不思議なくらい心が震えたw
一般的にはさほど気にしないことかもしれないことを、僕らはとても大きな出来事のように感じることができる。
発達がゆっくりな分、少し出来ただけで、はるくんには大きな進歩なのだ。