はるくんはお風呂のお湯をよく飲んでいた。
ごくごく飲むというのではなく、顔を少し下げて口をつけて、口にお湯を含んで、しばらくして飲み込むという感じ。
これ、僕らからすると、普通に汚いなって思うんですw
はるくんが飲むのは、お風呂の表層のお湯なので、そこにはまあ色々と浮かんでいるわけで・・・・・と想像するとちょっと気持ち悪いですが。
「やめなさい」というのは理解できないし、んーどうしたらいいのかなと思いながら、時々あまりに頻回で気になったらやめさせるという、いまいちはっきりしない態度を僕らもとってしまっていた。
自閉症児は一般的に水やらお湯やらを好むというので、その特性なんだろうなと思いながらも、でもやめさせられるものならやめさせたいなと思いながらも、、、じゃあどうすればいいのかは分からないというもどかしい状態だった。
そういえばちょうどこの頃、僕の背中にできた大きな吹き出物を、毎日お風呂で嬉しそうに「押す」というのも謎のブームだった。
これは吹き出物が治ったらなくなったけどw